胎児ドックの日①(12週6日 2019年11月17日)
はじめまして!私は堕天使マミーのピアサポーターMAKKOです。
このブログは、私とお腹の子との約135日(妊娠19週2日)までの経過を綴ったものです。
(注意:中期中絶の実際の流れや内容、命の選択、染色体異常について等の表記がこのブログにはあります。このブログを読むことで、辛い気持ちを思い出したり、不快な思いをされる方がおられるかもしれません。そのような方は閲覧をお控えくださいますよう、よろしくお願いします。)
予約してから、約2週間はバタバタの毎日だった。
つわりと頭痛が今回の妊娠はひどくて、そんな日の夜勤に限って忙しくて、仮眠も取れず、頭痛薬を飲みながらもなんとか勤務をこなして、帰ってきてから倒れる日々。
日勤もつわりがひどくて、朝からトイレに駆け込んで・・・
食べられるだけましだけど、悪阻で入院している人はほんとに大変だなって改めて実感・・・
でも時々、勤務の合間にドップラー(心拍を確認する機械)を使って心拍を確認したり、誰もいない診察室に入って、こっそり自分でエコーを当てて赤ちゃんを見たりして。
日々辛い時でも、赤ちゃんがちゃんと宿っている喜びを感じながら、過ごした2週間だった。
そして、胎児ドックの日。もう一度、夫にパンフレットを見せて、内容を説明して、
「本当に受けていいんよね。」「うん、いいよ。」
「もし何かあっても受け止めようね。」「うん、大丈夫。一緒に受け止めるよ。」
そうお互い確かめ合って、子供たちも連れて、超音波クリニックへ。
とてもキレイなクリニックで、先生から説明を受けてから、柔らかいソファーに座ると、自動で横になった。
部屋が暗くなり、天井には星空が輝いていた。
その空間に子供たちとともに感動していた私たち。
そして、エコーを先生がお腹に当てた時、赤ちゃんが浮かび上がってきた。
夜空を泳いでいるかのように、よく動いていて、子供たちも「赤ちゃんだ!かわいい!」と喜んでいた。
私は、先生の一つ一つ丁寧に見ていく計測が気になって、仕方がなかった。
夫も静かに見守っていた。
途中、先生から性別を聞かれた。
「性別、知りたいですか?」
「もうわかるんですか?」私たちは顔を見合わせて「教えてください!」と言うと
「男の子ですね。多分間違いないですね。」
そう言われ、「やったー!」と大喜びする子供たち。
私たちも「すごいな!」と笑っていました。
そして、診察が終わって、部屋が明るくなり、現実の世界に戻ってきた。
先生からある言葉が出てきた。
「実はちょっと気になる所見がいくつか見られました。」
それを聞いて、気持ちがぐっと緊張して、何となく気になっていたモヤモヤの正解が解けたような気がした。